「プロポと同じメーカーのレシーバーなら使えるんでしょ?」
ラジコンを始めたばかりの私は、最初そう思っていました。
ところが調べてみると、同じメーカー同士でも使えない組み合わせがあります。
重要なのはメーカー名ではなく、「通信方式」と「対応機種」です。
この記事では、知識0からラジコンを始めた私が、レシーバーについて調べて分かったことをまとめます。
これからプロポやレシーバーを購入する方が、互換性を間違えて余計な買い直しをしないための参考になれば幸いです。
レシーバーとは?
レシーバーは、プロポ(送信機)から送られてくる操作信号を受信する機器です。
RCカーでは主に、
・ステアリング操作をサーボへ伝える
・アクセル/ブレーキ操作をESCへ伝える
といった役割があります。
私のCC-02では、レシーバーからサーボとESCへそれぞれ配線しています。


サーボを動かす電力は バッテリー → ESC → レシーバー → サーボ と送られる。
また、一般的な電動RCカーでは、サーボなどに必要な電力も、
バッテリー
↓
ESC
↓
レシーバー
↓
サーボ
という経路で供給されます。
つまりレシーバーは、プロポと車体側のメカをつなぐ重要な機器です。
一番重要なのは「プロポと通信できるか」
レシーバー選びで最初に確認したいのが、プロポとの互換性です。
ここで私が初心者のころに勘違いしていたことがあります。
「プロポとレシーバーが同じメーカーなら使える」
とは限りません。
同じメーカーでも、採用している通信方式が違えば使用できない場合があります。
サンワMX-6を例にすると分かりやすい
例えばサンワのMX-6。
MX-6は「FH-E」という通信方式を採用しています。
サンワ公式では、RX-391とRX-391WがMX-6対応受信機として案内されています。
MX-6を使っていて追加レシーバーが必要なら、通常使用ではRX-391、水や泥がかかるCC-02などで使うならIPX4相当のRX-391Wが候補になります。
一方、同じサンワでもMT-5は「FH5」、M17は「FH5U/FH5/FH4/FH3」に対応しています。
つまり、
「サンワ製プロポだから、サンワ製レシーバーなら何でも使える」
わけではありません。
ここは私自身、ラジコンを始めるまで知りませんでした。
レシーバーは「商品名」ではなく対応機種から選ぶ
では、初心者はどうやってレシーバーを選べばいいのでしょうか。
私が今なら一番重要だと思うのは、
「先にプロポを決める」
ことです。
初めて買うなら、プロポと対応レシーバーがセットになった商品が一番分かりやすいです。互換性を自分で判断する必要がなく、買い間違いを防げます。
以下はまず1台を手軽に始めたい人向けのセットです。
そのうえで、メーカー公式サイトや取扱説明書に記載された「対応受信機」から選びます。
この順番なら非常にシンプルです。
プロポを決める
↓
メーカー公式で対応受信機を確認
↓
必要な機能を比較
↓
レシーバーを購入
私はこの選び方をおすすめします。
「Amazonの商品説明に使えると書いてあった」
「同じメーカーだから使えそう」
といった判断ではなく、購入前にメーカー公式情報を確認した方が確実です。
将来の増車まで考えてプロポを選ぶ
レシーバーについて調べて、もうひとつ重要だと感じたことがあります。
それが「2台目以降」です。
最初の1台だけなら、プロポとレシーバーがセットになった商品を購入すれば、それほど悩むことはありません。
ところがRCカーが2台、3台と増えると、新しい車体ごとにレシーバーが必要になります。
例えば、
1台目:CC-02
2台目:XV-02 Pro
3台目:さらに別のシャーシ
となっても、ひとつのプロポに複数モデルを登録できれば、車体ごとにレシーバーを搭載して使い分けられます。
私もラジコンを始めた当初は、ここまで増車することをあまり考えていませんでした。
しかし、続けていると車体が増える可能性があります。
そのためプロポを選ぶ段階から、
・対応するレシーバーの種類
・レシーバーの価格
・将来的な入手性
・複数台を登録できるか
まで確認しておくと、後から余計な出費を減らしやすくなります。
通信方式以外に確認したいポイント
プロポとの互換性が確認できたら、次にレシーバー自体の仕様を見ます。
私なら次の項目を確認します。
| 確認項目 | チェックする理由 |
|---|---|
| 対応プロポ・通信方式 | 最重要。対応していなければ使用できない |
| チャンネル数 | 使用したいサーボや補機類に関係する |
| 対応電圧 | 使用するESC・サーボなどとの組み合わせを確認する |
| サイズ | シャーシの搭載スペースに収まるか確認する |
| アンテナ | 搭載方法や取り回しに影響する |
| 防水・防滴性能 | 水や泥がかかる環境で使用する場合に確認する |
| テレメトリー | 電圧などの情報を送信機側で確認したい場合に関係する |
私はXV-02ProではフタバR314SB-Eを、CC-02ではR203GFを使っています。
ただし、すべて高性能である必要はありません。
自分の使い方に必要なものを選べば十分です。
例えば私はCC-02でオフロードを走らせるため、水や泥への対策も気になるポイントでした。
一方、完全にドライなオンロードだけを走らせるなら、優先順位は変わります。
「何に使うのか」で必要な仕様を決めるのがよいと思います。
アンテナ内蔵だから必ず優れているわけではない
レシーバーには、外部アンテナを持つタイプと、アンテナを本体へ内蔵したタイプがあります。
内蔵タイプは配線がスッキリしやすく、搭載もしやすいというメリットがあります。
一方で、アンテナの有無だけを見て優劣を決めるものではありません。
メーカーが指定している搭載方法や注意事項に従うことが重要です。
サンワRX-391の公式ページでも、アンテナ線を切断すると感度が低下するため、切らないよう注意書きがあります。
自分のシャーシへ搭載できるサイズか。
アンテナを適切に配置できるか。
この2点を購入前に確認しておくと安心です。
防水性能が必要かは走らせる場所で決める
もうひとつ確認したいのが防水・防滴性能です。
例えばサンワRX-391Wは、公式に「WATERPROOF(IPX4相当)」と案内されています。
同じMX-6用でもRX-391とは仕様が異なります。
私のようにCC-02でオフロードを走らせる場合は、水や泥がかかる可能性があります。
そのため、走行環境によっては防水・防滴性能もレシーバー選びの判断材料になります。
ただし「防水」と書かれていても、どこまで水に耐えられるかは製品ごとに異なります。
使用前にメーカーが示している防水性能や注意事項を確認してください。
バインドとは?
対応するプロポとレシーバーを用意したら、実際に通信できるよう設定します。
この作業が「バインド」です。
簡単に言えば、
「このプロポと、このレシーバーを組み合わせて使います」
と登録する作業です。
具体的な方法はメーカーや通信方式によって異なります。
例えばサンワのFH5方式でも、公式にバインド手順が案内されています。
ここもネット上の一般的な方法だけで作業せず、使用するプロポとレシーバーの取扱説明書を確認することをおすすめします。
結局、初心者はどのレシーバーを選べばいい?
私の結論は、
「レシーバーから選ばない」
です。
まずプロポを決めます。
そしてメーカーが公式に対応を明記しているレシーバーの中から、自分に必要な仕様と価格を比較して選びます。
特定のレシーバーを誰にでもおすすめするより、この方法の方が失敗しにくいと思います。
特に確認したいのは次の3点です。
- 使用するプロポに正式対応しているか
- シャーシへ問題なく搭載できるか
- 自分の使い方に必要な機能があるか
この3つを満たしていれば、あとは価格や機能を比較して選べます。
レシーバー以外に電動RCカーで必要なもの
組み立て式の電動RCカーを始める場合、レシーバー以外にもメカ類が必要です。
この「知識0からRC」シリーズでは、私自身が初心者だったころに調べた順番で紹介しています。
・#1 プロポ
・#2 レシーバー ← 今回
・#3 バッテリー
・#4 充電器
・#5 サーボ
・#6 ESC
・#7 RCカー本体
・#8 ポリカーボネートボディ塗装
プロポについてまだ決めていない方は、先に#1から読んでいただくと今回の記事も分かりやすくなります。
次は、RCカーを動かすために必要なバッテリーについて紹介します。
レシーバー単体を選ぶ前に、まだプロポを持っていない方はプロポ+受信機セットから選ぶのがおすすめです。
通信方式の組み合わせを間違える心配がなく、単品で揃えるより分かりやすいです。
以下は今後2台、3台と増やしたい人向けのセットです。
まとめ|レシーバーはプロポとの互換性を最優先する
ラジコン初心者だった私は、最初はレシーバーについてほとんど何も知りませんでした。
調べて最も重要だと分かったのは、
「同じメーカーなら使えるとは限らない」
ということです。
レシーバー選びでは、まず使用するプロポを決め、そのプロポにメーカーが正式対応を明記しているレシーバーを選びます。
そのうえで、
・必要なチャンネル数
・サイズ
・電圧
・アンテナ
・防水・防滴性能
・テレメトリー
などを、自分の使い方に合わせて確認します。
また、RCカーを続けていると2台目、3台目と増えることもあります。
最初のプロポ選びから対応レシーバーまで確認しておけば、将来の買い直しを減らせるかもしれません。
私自身が知識0から調べ、実際にRCカーを楽しむ中で分かったことを、これからも実体験ベースで残していきます。